カルティエ
世界5大ジュエラーの一つカルティエ
カルティエといえば5大ジュエラーの代表的存在としてよく知られています。
中でもカルティエの人気商品となっているゴールドリングは結婚指輪として長く身につけるときに広く選ばれる定番商品となっています。
日本においてはマリッジリングはシルバー系のものが人気ですが海外ではゴールドを選ぶ事が多く、それだけにカルティエというブランドが存在感を示す分野となっています。
カルティエというブランドができたのは1873年のことで、宝飾業を営んでいたルイ-フランソワ・カルティエが28歳のときに創業されました。
カルティエは創業以前より時計の製造に関して強い関心を持っていたことから、創業してからは時計のデザインに注力しそれまでのデザイン業界の流行と一線を画す新たな「ガーランドスタイル」という方法を取り入れました。
このデザインは新たな業界の風となり一躍時計ブランドとしてカルティエの名前をしらしめることになりました。
現在においてはジュエリーメーカーとしての印象が強いカルティエですが、もう一つの主力商品である時計において世界的に高い知名度を誇っています。
王侯貴族に愛されてきたメーカー
年配世代の人の中にはカルティエというブランドを呼ぶ時に「カルチェ」と言う人も時々見られます。
これはかつて日本でカルティエブランドの製品が広く知られるようになった時に使用されていたものなのですが、現在ではブランドの本国フランスや英語圏での発音に近い「カルティエ」という言い方に統一されています。
カルティエはもともと各国の王族たちのロイヤルウェディングに広く使われてきたブランドということもあり、高級ジュエリーというイメージが定着しています。
日本の芸能人でもカルティエを結婚指輪として送ったとされる例がいくつもあり、なかなか一般には手が出せないというふうに思われがちです。
確かにカルティエの中でも人気のリングは100~300万円といった価格帯となっていますが、一方で品物によっては数万円から購入できるようになっているので決してセレブ以外は購入は無理といったものではありません。