ポルシェ
時代の車
ステータスを表すのにふさわしい高級車といえば、なんといってもポルシェでしょう。
いつの時代も一歩前に出ているポルシェは、クルマ好きのあこがれの車でもあります。
高級車というと、ベンツやBMWに乗っている人がとても多く、ポルシェに乗っている人が少ないのは、価格の問題もありますが、使用用途などによるところも大きいと思われます。
ベンツやBMWなどは普段使いにも適していますが、ポルシェは「走るための車」という印象が強いので、1台のみ所有しようという人にとっては、使い勝手がよくないのかもしれません。
ポルシェに乗っている人は、ドライブをしたいときはポルシェ、普段使いにはBMWなどど2台所有している方が多いようです。
しかし数年前にポルシェの四駆郎「カイエン」が出たことにより、実用的なポルシェに人気が再燃しています。
カイエンは高級感溢れるフォルムに加え、その性能も抜群。
お値段も一番安いタイプで乗り出し600万円以上はすると思われますので、本当にステータスを表すことができる高級車といった感じですね。
ポルシェ魂
ポルシェに乗っている人は、車が好きということはもちろんですが、ポルシェが本当に好きという方も多いように思います。
911はポルシェを代表する種類。そして走るためにつくられた車でもあります。
以前街で911に乗っている人を見かけました。高級スーパーの駐車場に車を停めたのですが、停めたあともしばらく自分の車に見入っていらした姿を見て、ああこの方は本当にポルシェを愛しているんだな、と思ったものです。
ポルシェは高級車の中でも「特別」な車であるように思います。
ただステータスを上げてくれるだけではなく、乗る人をうっとりさせてしまうほどの魅力があるのです。
そこまで愛する車に出会えるのは、クルマ好きには本当に幸せなことなのではないでしょうか。
ポルシェの最大の魅力はそのブランド力だという方がいらっしゃいますが、一部にはポルシェのよさがわからない、ポルシェに乗るならレクサスに乗るほうが断然よい、という方もいらっしゃいます。
ポルシェ乗りは、そういった人の意見を決して否定しません。「ポルシェ以外にも素晴らしい性能の車はたくさんある。でも自分はポルシェが好きなんだ」という精神の方が、ポルシェ乗りに多いように思います。
そして、そういった乗り手が多いことが、またポルシェの魅力を底上げしているのではないでしょうか。
ポルシェはその車だけでなく、乗り手にも魅力が溢れているのです。